健康になるためにジムに通ったり、話題の健康食材ばかりを摂ってみたりと健康志向の人が増えています。
だけど、それだけではなかなか体の調子が良くならないのはなぜでしょう？
実は、私たちの体は様々な体内システムの上に成り立っています。
ですから、その一部だけをケアしても、効果が出にくいのです。
体を改善するために、まずはその根本である基本的な体の仕組みを整えることが大切です。
体の基本が整うことで、日々の不調は改善しやすくなります。

---

私たちのすばらしい力「ホメオスタシス」

私たちの体にはもともと、健康を保とうとする力（ホメオスタシス）が備わっています。
すなわち、日々の不調を治し、普段どおりに戻す働きのことです。
この働きが、老化や生活習慣、体質によって徐々に衰えると、やがて慢性的な不調や病気をおこします。
健康維持の主役は、このホメオスタシスを保つことなのです。

体は約60兆個の細胞からできています。
その細胞が元気で、きちんと働いていると、健康を保ちやすくなります。
また、生命の維持する逆の働き、例えば自立神経のように体の働きを活性化すること、沈静化することや、古くなった骨を若返らせるため、骨を作ること、壊すことなどのバランスがとれていると、健康を維持しやすくなります。

---

教えて！健康ってどうやって作られるの？

---

足りてる？食事の栄養素

栄養素は毎日の食事から摂ることが大前提です。
現代人をとりまく環境では、バランスの取れた食生活を継続するのは簡単ではなく、食事からだけでは、必要な栄養素を摂取しにくくなってきています。

こちらの図は、「生命の鎖」といって、生命維持活動に必要な46の栄養素はどれが欠けても維持できない「何か特定の栄養素の量よりもバランスが大切」というロジャー・ウィリアムス博士の考え方です。

---

食物の栄養素の低下

---

加齢により減っていく成分

私たちの体は、老化により失っていく成分があります。
体内のたんぱく質の約30％にあたるコラーゲンや、お肌のうるおいを保つヒアルロン酸、体の元気をつくるCoQ10など。
減っていく成分は、サプリメントで上手に補給するのがおすすめです。

---